この記事#59030;の続編です。
   インナーフォーカスのレンズ(リンクしてます)

前回は1.3m付近でDA50-200と比較しましたが
今回はスペックが似てるFA28-105(PZ)と
最短撮影距離付近(約50cm)で比較してみます。

写真上:PENTAX-FA 28-105mm 1:4-5.6(PZ)
焦点距離:28-105mm
開放F値:4-5.6
レンズ構成:11群13枚
最小絞り:22-32
最短撮影距離:0.43m
ズーム形式:回転式
最大撮影倍率:1:3
フィルター径:58mm
重さ:515g
最大径X全長:72.5mmx95.5mm
ズームすると全長が変化しますが
50-65mmの間で最短となり広角側でも望遠側でも伸びます。
フォーカスすると前玉が回って全長が伸びるごく普通のレンズで
テスト前にフォーカスで画角が変化しないことを確認してます。

それでは実験開始。
50cmまで近づいて三脚を立てると
いつものモデルさんも逃げちゃいますので
今回のモデルさんは#59030;コレ


このままテレ端(200mm)までズームして#59009;


レンズをFA28-105に交換して
テレ端(105mm)で#59009;

ほぼ同じ大きさ#59122;
FA28-105だともう少し近づけますから
マクロ撮影向きなのはFA28-105でしょうね。
この事をメーカーが隠してる訳ではなくて
TamronさんもHP上で最大撮影倍率:1:4と明示してます。
ズーム比が大きいほどこの現象が顕著に出るらしいので
18-200mmだとテレ端は100mm以下になっちゃうかもしれませんね。
ちなみに、
FA28-105の50mm付近で撮るとこの大きさ#59045;

Tamronさんの55mmよりも大きく撮れてました。
テレ端だけでなく全域で焦点距離が短くなるようです。

Tamronさんに限らずインナーフォーカス式のレンズは
フォーカスで焦点距離が短くなる現象が出ますから
それを頭に入れて使う必要がありますね。
それが頭に入って無かった私は
「このレンズ、なんか変#59139;」って思って
ほとんど使わずに放置してました。
今回調べて、こういうレンズだと分かって。
ますます使う機会が減りそうな#59134;