新しく買った電動アシスト付自転車の機能を説明する前に
新旧の大きな違いを説明しておきたいと思います。

旧電動アシスト付自転車は、ブリジストン製アシスタライト。
調べたら2008年モデルだったみたいです。
本来Ni-MH電池仕様でしたが、私が乗るようになってから
Liイオン電池仕様に手直ししてあります。
そのときの記事はこちら → 電動アシスト自転車のバッテリー変更

元々のNi-MH電池仕様のカタログデータを見ますと、
車両重量 23.7kg
1充電当りの走行距離 21km(一般走行パターンで走行した場合)
電池容量 24V 3.1Ah(Liイオン電池は4Ah)

この自転車のアシストパターンはこんな感じ。(クリックすると大きくなります)

法改正(2008年12月1日)される前の電動アシスト付自転車は
踏力:アシスト力=1:1までと決められてました。
つまり、坂を上るのに「10」の力が必要だとすると、
自分の足で「5」、モーターが「5」という割合が上限なんです。
それでも半分の力で坂を上れるので、楽チンですよ。
坂が近づいたからと言って、立ち漕ぎしなくても上れます。

で、2008年12月の法改正で何が変わったのか?
今度買った電動アシスト付自転車のアシストパターンを見ますと、

          (↑クリックすると大きくなります)
踏力:アシスト力=1:2まで増えてます。
坂を上るときなどは、より楽チンなわけですね。
そのため電気の使用量も多くなりますから、電池容量がかなり大きくなってます。
パナソニック製ビビDXシティの場合、
車両重量 27.6kg(原因は電池だけじゃないですけど)
1充電当りの走行距離 34km(パワーモード使用時)
電池容量 25.2V 8.9Ah
電池容量が倍以上になっても走行距離はざっくり1.5倍。
それだけ力強くアシストしてくれるんです。

中古の電動アシスト付自転車を探す場合は、
このように2008年以前か否かでアシスト力に違いが出てきます。
どちらが良いかは個人の感覚による部分が大きいでしょう。
改正前のアシスタライトでも最初の漕ぎ出しで
後ろから誰かに押されたような感覚があります。
よりアシスト力が強い改正後の自転車では
その感覚がもっと大きくなってると思われます。
コレ、いつも乗ってた自転車のつもりでペダルを強く蹴ると
めっちゃビックリすると思いますよ。
自転車屋さんで試乗する時、十分注意してくださいね。


= = = P R = = = = =